125cc(原付2種)スクーターでツーリングに行ってきた【大阪→和歌山】

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2015年3月に、125cc(原付2種)スクーター(アドレスv125)で、大阪(岸和田)→和歌山(那智勝浦)までツーリングしました。(約240kmほど)

当然125ccなので、高速・バイパス等の有料道路は通っていません。(全部下道)

時間的には往復で9時間ほど掛かりました。(移動だけで)

ツーリングは、私と友人1人の2人で行きました。友人は「マジェスティ250」でした。

その際に気づいた事を列記したいと思います。

目次

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ガソリンが割とすぐになくなる

私が乗っている「アドレスv125」の燃費は41.6km/Lですが、荒い運転をしてる場合なんかは30km/Lを下回る事もあります。さらに燃料タンク容量は6Lしか無い為、わりとすぐにガソリンが無くなりました。(実容量は5Lくらいなので)

スポーツタイプのバイクの場合だと、燃料タンク容量がスクーターより割と大きめ(例:YBR125は11L、CBF125は13.8L)なので、こういう心配は無いかもしれませんが、燃料タンク容量が小さいバイクでツーリングする際は要注意です

僻地をツーリングしてる際は、ガソリンスタンドが全く無い地域など(山の中とか海岸沿いとか)があり、ガソリンが減ってくると物凄い不安感に襲われます。

なのでツーリングの際は最悪、「ガソリンが無くなってしまった」場合を想定して「ガソリン携行缶」を携帯しとくと安心できます。

↑の携行缶は0.7L入れることができるので、「最悪ガス欠になってしまった場合」でも20kmほどは走行する事が出来ます。

「ガス欠になっても20kmは走行することが出来る」という安心感は素晴らしいです。ツーリングの際は事前に準備しておくと非常時に助かります。

ケツが痛い

短距離の移動なら気にならないですが、何時間も乗ってるとめちゃくちゃケツが痛くなってきます

もともと、「ザ・スクーター」のような典型的なスクーターでは、シートが硬く、長時間乗ることを考慮されていないのです。

さらに私のようなガリガリの人は、ケツに肉が無いので特にすぐ痛くなります。(ガリの人は分かると思いますが)

定期的にサービスエリア的な所に寄って休憩していればそこまで痛くなりませんが、帰路につく際などはなるべく早く帰りたいものなので(?)、休憩はなるべくしないと思います。

なのでそういう時の為に、シートにクッションを敷いておくと長時間乗っても痛くなくなります。

クッション

私は↑のクッションを使っています。シートから結構はみ出るので見栄えは最悪ですが、機能性は完璧です。

ツーリング以外ではPCチェアのクッションとして使用してます。

個人的にかなりオススメです。

ツーリング相手の排気量とかあんま関係無い

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photo by:Andy Harbach

山を攻める!」とかそういうツーリング目的じゃなくて、まったりツーリングが目的なら排気量の事を気にする必要は有りません。

私は125cc(原付2種)で、友人は250ccでしたが、排気量の違いで困る事は有りませんでした。

むしろ、原付2種の私の方がすり抜けしまくれるので私の方にアドバンテージが有りました。(途中で渋滞に巻き込まれたのですが、その際、私はスイスイすり抜け出来たのですが、250ccの友人は足止めを喰らいました)

ただし、高速道路・バイパス道路を使う事になってしまった場合は、困る事になります。(急にツーリングがだるくなって、早く帰る為に高速乗ろうぜ。ってなった時とか)

リアボックスはめっちゃ便利

ツーリングに行くということは、お土産を買って帰ることが多いと思います

しかし、私の乗っている「アドレスv125」はメットインスペースが非常に狭い上に、合羽・予備手袋・スパナ等の工具など、小物をいろいろ入れている為、お土産を入れるスペースがほとんど無いのです。

そういう時、リアボックスを装備しておくと非常に捗ります。

リアボックス

私は↑のリアボックス(23L)を自分で買って取り付けてます。「アドレスv125」のメットインスペースは21Lなので、倍以上確保できます。フルフェイスヘルメットもぎり2個くらい入ります。

また、ツーリング以外の際にも、いろいろな小物入れに使えるので非常に便利です。ただ、あまりデカいリアボックスをつけると、すり抜ける際に車に摺ってしまう可能性が有る為注意が必要です。

リアボックスの利便性の高さについては以下の記事を参照して下さい。
バイクにリアボックスを取り付けてる人は情強【おすすめ】

事前に確認しておくべき事

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バイクの状態

オイル交換、タイヤの状態(圧力・溝の減り具合等)、ミラーのボルトの締め具合、ブレーキレバーの緩み具合等、行く前にチェック出来る事はチェックしておきましょう。

1人でツーリング行くのなら良いですが、2人以上なら相手に迷惑を掛けてしまう事も考えられます。絶対にチェックするようにしましょう。

天気

これは当たり前ですが、当日の天気がどうなのかは把握しておきましょう。また、晴れの場合でも一応カッパは持参しておいた方が良いです。

ルート

マップなど何も頼らずに、「感覚だけで目的地を目指すぜ!」って人以外は、あらかじめルートを見て、「○○のある交差点で曲がるんだな」とか予習しておくと捗ります。

ガソスタの位置

ココとココでガソリンを補給するようにしよう」ってある程度決めといた方がいいです。なぜなら、「まだ余裕あるし、次のガソスタで入れよ」とか思ってると、「100km先までガソスタがない!」なんて状況に成りかねません。

ツーリング相手がいる場合は事前に言っておきましょう。

目的地の予習

ツーリング自体が目的なら要りませんが、ツーリングの上に「○○の△△を食べたい」、「○○の××を見たい」等の目的があるなら、その店(場所)の情報を予め予習なり予約なりをしといた方が楽しめますし、混んでた時などに慌てなくて済みます。

余談

私のツーリングの目的は、近代マグロを食べる事だったのですが、近代マグロを取り扱ってる店が全てどこぞの誰かに貸しきられていた為、食べる事が出来ずに帰りました。「俺ら何の為に4時間も掛けて下道通って来たの・・・?マジでなんなの?は?」という気分になったのは言うまでも有りません。あの時貸し切りにしやがってた奴は今でも憎いです。なので事前の確認はほんと大事です。(マジで)

疲れにくい服装にした方が良い

バイクを運転してると、当たり前ですが風をもろに全身に受けます。これが長時間ツーリングとなると、意外と疲れるものです。

なので、ツーリングの際は疲れにくい服装(タイトな革ジャン革靴手袋)をすることでかなり疲労を抑えることができます。ウィンドブレーカーのようなフワフワしたような服装だと「バサバサ」なってすごい鬱陶しいです。

↓みたいなバイク用の服装は、デザインはオッサン臭くて最悪ですが、機能性は完璧です。「おお、やるやんけ」って思わず呟いてしまうほど良い作りしてます。

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当日の私は「ウィンドブレーカー+普通にスニーカー」だったので非常に疲れました。

あとヘルメットもフルフェイスシステムタイプのヘルメット以外だと、風を常に受け続けて疲れます。なのでなるべく顔を完全に覆うタイプの方が良いです。

オージーケーカブト(OGK KABUTO)バイクヘルメット フルフェイス FF-R3 フラットブラック (サイズ:M)バイクヘルメット フルフェイス システムヘルメット 男女兼用ヘルメット 多色選択可能 春、秋、冬 PSC付き ZR-158【商品4/L】

ただ、真夏の場合は、風による疲れ<<暑さによる疲れ となると思いますので、そんなに気にしなくていいかなと思います。安全性を考えればやはりフルフェイスが一番だと思いますけど。

詳しい服装については以下の記事を参考にして下さい。
夏にバイクに乗る時のオススメ服装・装備まとめ【ツーリング】

バイクのおすすめ防寒対策まとめ【防寒着】

携帯の充電対策をしといた方が良い

ツーリングの際は、スマフォでGoogleMapを起動しっぱなしにする事が多いと思います。スマフォはすぐに電池がなくなってしまうので携帯電池等を持ち合わせておかないと100%、帰るまでに充電は無くなります。

そこで、バイクのバッテリからスマフォを充電する方法があります。

DCソケットが標準装備されているバイクなら問題有りませんが、私の「アドレスv125」はDCソケットが標準装備されていません。なのでスマフォ用としてDCソケットが欲しい場合は別途取り付ける必要が有ります。

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↑を使って、例として「アドレスv125」にDCソケットを取り付ける方法が下記ページで紹介してます。
バイクにシガーソケットを取り付ける方法

また、この方法は別のバイクでも応用できると思いますので試してみて下さい。

まとめ

だらだら下道をツーリングするだけなら、原付2種でも十分です。というかむしろ、下道しか走らないのなら燃費・小回りの良さなどから原付2種の方が向いていると思います。

ツーリングは非常に楽しいものです。仲間で行くのもよし、1人でフラフラ~っと行くのも良し。

ただ、バイクは一歩間違えれば命を失いかねない危険な乗り物です。

ツーリングでは無茶な運転をせずに、ゆったりと旅路を楽しみましょう。

ツーリングの写真!

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