超パワフル!逆輸入バイクの意味と特徴について

「バイクを買う」となったら普通は日本国内で購入しますが、わざわざ海外から取り寄せて購入するバイクのことを「逆輸入バイク」と言います。略して「逆車」と呼んだりします。

このページでは、「逆輸入バイク」の意味と特徴について簡単に紹介します。

目次

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逆輸入バイクとは

逆輸入バイクの意味の解釈として、2つ有ります。

  1. 「日本メーカーが海外で造ったバイクを日本に輸入する」という意味
  2. 「日本メーカーが海外向けに日本国内で造ったバイクを、海外に輸出したのち、再度日本に輸入し直す」という意味

どちらにせよ「日本メーカー」が作ったものを海外を経由して入手したバイクについて「逆輸入バイク」と呼びます。

また、「逆輸入バイク」の中でも「正規輸入」タイプと「並行輸入」タイプのバイクが有ります。

それぞれの特徴・メリット等は以下の記事を参照して下さい。
正規輸入と並行輸入の違いについて【バイク】

逆輸入のメリット・デメリット

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出典:YZF-R1 2015 | フォトギャラリー

■メリット

  • パワーがあるバイクに乗れる
    もともと、海外では「排ガス規制」が緩い国が多いので、パワーのあるバイクを造ることが出来ます。そのパワーのあるバイクを手に入れる為に「逆輸入」するのです。
    また、日本では2007年まで、「1000cc以上のバイクは100馬力まで」という規制が有りました。なので2007年以前に造られた日本のバイクは本来すごいパワーを秘めているのに去勢されたバイクとなっています。(スピードリミッターっていう)
    俺の欲しいバイクは○○○だけど、日本製じゃ最高速度が180km/hくらいしか出やんやんけ!お?逆輸入の○○○やったら300km/hくらい出るやんけ!」って感じの流れが出来上がります。
    現在では、逆輸入バイクを買うユーザーが増えすぎて、国内のバイクの売れ行きが怪しくなってきた為、「1000cc以上のバイクは100馬力まで」という規制は撤廃されました。(なので2008年以降に製造されたバイクはパワーが有ります)
  • 逆輸入車ならではの個性的なデザインのバイクに乗れる(↓こういうのとか)
    10_1400gtr_gy-b
    かっこよすぎる!デザインがかなり独特ですね。ちなみにこれは1400GTRです。
  • 円高だとちょっとだけお得に買えたりする

■デメリット

  • 元々海外用に製造してたものなので、国内でパーツが手に入りにくい上に、パーツ代が基本的に高い
    カスタムも出来ないし(輸入車はカスタム用パーツが出回っていない事が多い)、修理で部品を海外から取り寄せるのに数週間~数ヶ月掛かることもある。
    ※ただし、国内用に生産していたバイクと同じパーツを流用してる場合は使いまわせる
  • 本体代が高い
    具他系には、国産バイクが3万だとしたら、逆輸入車は10万くらいします。というのは、海外用の仕様を国内用に戻さないといけない点や船賃・通関の事務処理の手数料等、必要経費が色々必要になってくるからです。(関税は1978年に撤廃されてるので0円です)
  • 海外仕様なので日本の道路事情にマッチしていない(かも)
    ギア比など、渋滞が多い日本に考慮していない設計になっていたりします。(発進時に手間取るとか)
  • メーカー保障が受けられない場合がある
    「並行輸入バイク」の場合は基本受けれません。正規輸入の場合でも受けれないメーカーもあります。
    ※「メーカー保障」は受けれませんが「ショップ保障」は受けれる事が多いです(大体1年)
  • 修理の際の工賃等が高い
    国産バイクに比べて「1.5倍~2倍」くらい余計に掛かる。(概算で)

どうやって購入するのか

購入する方法としては、以下の方法があります。

なんかまぁ多分こんな感じです。

ちなみに「輸入業者」のことをひっくるめて「インポーター」って呼んだりします。

あと、「並行輸入」と「正規輸入」以外に、「個人輸入」というものが有ります。

個人輸入のメリットしては、

  • めっちゃくちゃ破格で購入出来る
  • サポートが一切無い
    →壊れても自分でパーツを取り寄せて修理したり、リコールも自分でしないといけない
    ※正規輸入のディーラーに持っていったりしてもすごく嫌な顔をされるらしい

などが挙げれます。通関書類なども自分で作成する必要が有ったり、車両登録・車庫登録等、その他もろもろの手続きを全て自分でしなければなりません。

元々バイクに強い人で無い限り、インポーターから購入した方が無難です。

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