排気量別(50cc以下、51~90cc、91~124cc、125~249cc、250cc以上)のバイクの税金をまとめました。
「軽自動車税」については、元々、2015年(平成27年)から税率が上がる予定でしたが、1年延期になり、2016年(平成28年)から税率が上がることになりました。
※この記事は2015年5月に書いています。
バイクに掛かる税金一覧
軽自動車税
軽自動車税は、「車やバイクを所有しているだけで支払わなければならない税金」です。
要は「車やバイクなんて嗜好品なんだから、そんな贅沢してるヤツからは税金を支払ってもらって当たり前」みたいな考え方です。
重量税
「道路を直したり、新しく作ったりするのに使われる予定の税金」です。つまり「走行する事で道路に少なからずダメージを与えるでしょ?だから毎年払え!」ってことです。
支払わなければならないのは「普通二輪」以上からですが、普通に考えてバイクが道路に与えるダメージなんて車に比べたら超僅かな物なので、バイクに重量税が掛かっている事自体、おかしな話ですよね\(^o^)/
それぞれの支払い方
軽自動車税の請求は、毎年4月頃に「納入通知書」という物が届くので、コンビニや金融機関(ゆうちょ銀行とか)で精算出来ます。
重量税は、「250cc以上(大型二輪)」については、車検時に勝手に納入(ディーラーとかで車検をやってもらう場合)されます。
「125~249cc」についは、「新車購入時」に一度だけ支払います。
詳しい金額については、以下の表を参照ください。
バイクに掛かる税金【2015年(平成27年)まで】
車種区分 | 排気量 | 重量税 | 軽自動車税 |
---|---|---|---|
原動機付自動車 | 50cc以下(原付1種) | 0円 | 1000円 |
50~90cc(原付2種) | 1200円 | ||
91~124cc(原付2種) | 1600円 | ||
軽二輪 | 125~249cc以上(普通二輪) | 4900円 | 2400円 |
二輪の小型自動車 | 250cc以上(大型二輪) | 1900円(0~12年経過車) 2200円(13年以上経過車) 2500円/年(18年以上経過車) | 4000円 |
バイクに掛かる税金【2016年(平成28年)から】
軽自動車税については、全ての排気量にて軒並み値上がりします。
車種区分 | 排気量 | 重量税 | 軽自動車税 |
---|---|---|---|
原動機付自動車 | 50cc以下(原付1種) | 0円 | 2000円 |
50~90cc(原付2種) | 2000円 | ||
91~124cc(原付2種) | 2400円 | ||
軽二輪 | 125~249cc以上(普通二輪) | 4900円 | 3600円 |
二輪の小型自動車 | 250cc以上(大型二輪) | 1900円(0~12年経過車) 2200円(13年以上経過車) 2500円/年(18年以上経過車) | 6000円 |
軽自動車税の値上げの理由
軽自動車税の値上げの理由としては、「自動車取得税」が廃止になる為と言われています。
廃止する理由としては、もともと、「自動車取得税」というのは「自動車を取得する際に掛かる税金」の事なのですが、その取得の際には、「消費税」も一緒に払っています。
「税金を掛けた上に、更に税金を掛けるっておかしくね?」という考えから、廃止に向けた声が大きくなり、廃止する事になりました。
しかし、国としては今まで「自動車取得税」で補っていた財源がなくなってしまうので大変困ります。
そこで、「これを廃止を理由に『軽自動車税』の税率を上げてしまおう!」という話になったのです。
つまりバイク乗りとしては完全に「とばっちり」というわけです\(^o^)/(自動車取得税は「バイク」には関係ないので)
コメント
全くひどいもんですね^^;
地下鉄が数分おきに走っている都市部とちがって、地方にとっては生活の足の車やバイクに増税とは…
まあ、車は通勤でバイクは趣味って人もおりますが…私のように^^;
でも、そんな足に税金かけてその税金がどっかの議員の空出張や大量の切手代(換金目的)に使われているとなるとほんとにやるせないですね。
税金は本当にふざけてる。
ろくな使い方もしない糞政府は、99.9%の一般国民を苦しめて0.1%の富裕層のためになる政治しかしていない。
一体誰が今の政権を支持してるんだ?
いい加減目覚めろ日本人。