バイクのハンドルは「バーハンドル」「セパレートハンドル」の2種類に分類する事が出来ます。
どちらも略して「バーハン」「セパハン」と呼ばれる事が多いです。
このページでは、2種類のハンドルの特徴などについて紹介します。
バーハンドル
↑画像のように、ハンドルが「1本物」になっているハンドルの事を指します。
ハンドル径は大きく分けて、28.6mm・22.2mmの2種類に分類出来ます。
「ネイキッドバイク」「オフロードバイク」に多く採用されています。
■特徴
- セパレートハンドルと比べてハンドル位置が高め(運転姿勢が楽)
- 「鬼ハン」とか出来る。こんなん↓。鬼の角みたいな形をしてるから鬼ハンって呼ぶ。(「アップバー」とも呼ぶ)
- セパレートハンドルに比べて安い
- ハンドルバーは「ハンドルバー」自体を交換しないとカスタマイズ出来ない(セパハンはハンドル位置とか垂れ角の微調整が出来る)
セパレートハンドルに対して、「ノンビリと走りたい」人向けのハンドル。(ツーリング向けと言える)
セパレートハンドル
↑画像のように、ハンドルが左右で分かれているハンドルの事を指します。
「スーパースポーツバイク」に多く採用されています。
■特徴
- ハンドルの角度が/ \ ←こんな感じ(垂れ角が大きい)で、ハンドル位置もバーハンに比べて低くなるので基本的に「前傾姿勢」になる
- そのお陰で風の抵抗等を受けにくい
※バーハンで200km/hくらいのスピードを出すとハンドルにしがみつくのが精一杯な感じになります
- そのお陰で風の抵抗等を受けにくい
- 取り付ける際は、バイクによって専用の「キット」が必要
- セパハン自体も、バーハンに比べて高い
- 左右のハンドルで、それぞれのカスタマイズにする事も可能(片方だけ位置を高くしたり、角度をつけてみたりと)
バーハンに比べて、「攻め」の走りがしたい人向けのハンドルと言えます。
ハンドル交換に当たって
基本的に「ハンドルを変えたい!」という場合は、標準装備のハンドルで徹底的に、自分に合った位置関係を調べあげた後、それでも「ノーマルハンドルでは満足出来ない!」という人が行き着く選択肢です。
ただ、漫然と「ハンドルを変えたい!」ってだけで、ハンドルを変えると絶対に後悔します。
またハンドルを変える際は、標準装備のハンドルの位置関係をマーキングしとかないと、元に戻せなくなりますので注意です。
カスタマイズの際は、運転する上で支障が出ないレベルか乗る前に確認しましょう。あまりにも「酷い」場合、警察から「ハンドル整備不良車運転」でキップを切られる事もあるので注意。
例:ハンドルの角度を狭め過ぎて、ハンドル操作に支障が出るなど(ウィンカースイッチが押せない等)