「アドレスv125」(型式:EBJ-CF4EA)にシガーソケットを取り付ける事があったので、その際の手順のメモ。
シガーソケットを取り付ける目的としては、シガーソケットをUSB電源に変換して、スマフォの充電を行えるようにする為です。
シガーソケットはシート下のメットインスペースに配置しました。(メットインスペースの下にシガーソケットを通す用の穴の様なものが有る)
これは素人(私)が適当にやってみたものなので、絶対に安全とは言えませんし、最悪バイクが壊れることも考えられます。参考程度にお考えください(やる場合は自己責任でお願いします)
※ただ、この作業をやったのは2年前程(2013年8月頃)ですが、一応今の所バイクに異常は有りません。
完成イメージ
イメージとしては↓こんな感じです。(絵ヘタですみません)
↓が配線図です。(アドレスv125Gのものですが、たぶんv125も同じです。(v125Gは標準でシガーソケット(DCソケット)が装備されています))
流れ的には、エンジンスイッチをONにすることで「バッテリ→(スターターリレー)→(ハンドルの所についてる)ホーンスイッチ(コレを押すと電気が流れてクラクションが鳴る)→ホーン(スピーカー)」だと思いますので、ホーンスイッチとホーンの間の配線に、(スマフォ充電用)電源ソケット用のケーブルを分岐させます。
このように繋ぎ込む事でシガーソケットもエンジンON時のみ、通電するようになります。
なので、「エンジンOFFにしてたのに徐々に電気が使われてバッテリーが上がってしまっていた!」なんてことは多分起こりません。
今回使用した電源ソケットは、ヒューズ付きでしたので、本当にそのまま繋ぎ込んだだけです。誰でも出来ます。
準備する物
- エーモンの電源ソケット(DCソケット)(2.のメスプラグ)
- シガーソケットチャージャー(1.のオスプラグ)
- ±ドライバー(フロントカバー開ける用)
- 六角(バッテリーのとこの蓋開ける用)
- 絶縁テープ(配線を剥いだ所をぐるぐる巻きにする用)
- エレクトロタップ
- 広い作業スペース
- 熱いDIY魂(重要)
工具系はホームセンタで基本的に全て揃うと思います。エレクトロタップは店によっては置いてないかもしれません。
作業手順
- フロントカバーを開ける(赤丸の箇所のネジを全部外して、「がばぁあああ」ってやると外せます)
- 下部にあるバッテリーとこの蓋開ける。(要六角レンチ)
- 冒頭の完成図の様に、シート下のメットインボックスの下らへんの穴からにプラスとマイナスの線を潜らせて、↓のようにバッテリのボックスの中まで持ってくる(マイナスはバッテリのマイナスにばっ直する)
※バッテリ端子の外す時は-から、取り付ける時は+からです。逆にすると工具などでショ-トします。今回外すのは-だけですが+を外す機会がある時は要注意。
- フロントまで持ってきたプラスをホーン(クラクション鳴らすようのスピーカ的なの)に繋がってるプラスの線から分岐させて繋ぐ。分岐させる際はエレクトロタップを使えば簡単に出来ると思います。
(私は近くのホームセンターにエレクトロタップが売っていなかったので配線を剥いで、無理やり巻いて絶縁テープでぐるぐる巻きにしました)
- 絶縁テープで引っ張ってきた線を各箇所で固定させる。
- カバー等を復旧する。
これでシガーソケットもエンジンON時のみ、USB電源に通電されます。
USB電源について
使用するシガーソケットチャージャーによって、急速充電出来る・出来ないが変わってきます。
急速充電する為には、「スマフォ
ちなみに↑このシガーソケットチャージャーは、最大出力が1Aしか無いので、タブレットの急速充電は無理です。(スマフォはギリギリ行けるかも知れませんが、商品説明欄に「急速充電はムリ」と記載されていますので、出来るか出来ないかの瀬戸際だと思います)
なので、どんなスマフォ・タブレットでも充電したい場合は、最大出力が2A以上のものを購入する必要があります。
ちなみに↓これとかは急速充電対応してるみたいです(最大出力2A)
まとめ
金額もそんなに掛からないですし、取り付けるのに掛かる時間も大したことない(30分くらい)ので、今後の事を考えて取り付けておくと何かと便利です。(ツーリングする時とか)
自分でやっても、バイクが壊れるなんて事はまずないと思います。最悪壊れるとしてもバッテリくらいです。(そんな大した事してないから)
自分でやるのが不安・面倒な人は、バイク屋やディーラに頼んでも良いでしょう!